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まだ夏の残る三浦半島ドライブに絶対外せない3つのスポット

 あっという間に八月が終わり、今日から九月です。でも九月初旬はまだまだ夏がそこここに残っています。去り行く夏を惜しんで、神奈川県の三浦半島へドライブに行きましょう。

 江の島や湘南の海も夏の定番ですが、もう少し素朴な海辺を楽しみたい方には三浦半島をお勧めします。今回、私はちょこっとドライブということで、三浦半島で絶対に外せないベストスポットをピンポイントでご紹介します。

 もともと足の便の悪いところですから、出来たらクルマでお出かけするの方が効率良く回れます。東京方面からなら湾岸道路か横羽線横浜横須賀道路に乗って衣笠ICで降ります。九月とはいえ土日はこの周辺の道路はどこも混んでいますが、今回はあちこち寄り道しないで三浦半島のベストポイントを回ることにします。さて、最初のスポットにもっとも早く到着するには、衣笠ICを降りて料金所を出てすぐに逗葉新道を利用します。

 今回はベスト・オブ・三浦半島の3つのスポットをご紹介します。

 

①すかなごっそ

 JAよこすかが運営する農産物の直売所です。今朝収穫したばかりの新鮮な三浦野菜や神奈川県内、県外の野菜たちがたくさん揃っています。地元の農家の方が直接、採れ立ての野菜を持ち込んで販売しているので、キュウリや冬瓜、トマトやナスなどがたくさん並んでいて、ついつい買い過ぎてしまうお客さんが続出します。冬には三浦半島を代表する野菜として有名な三浦大根がずらりと並び、そのビッグなサイズに驚かされます。今は夏野菜まっ盛りで、うちの奥さんが悩みぬいた末に選んだ野菜は、5本入りのキュウリ140円、身の濃い黄色が甘そうな四分の一にカットされたかぼちゃ248円、濃紺色した5本入りのなす180円、ほどよい太さのにがうり162円、小型のトマト5個入り299円、約20本入りのおくら150円、生の唐辛子一束120円、といったところ。それに卵1パック180円を加えて、会計は1600円ほどです。

 場外にも生花や果物の売り場がありました。すかなごっそには午前中に行く方が品揃えも良く、お勧めです。営業時間は午前9時半から午後6時までですが、ツウは開店直後に入店して、いち早く陳列された中から飛び切りの野菜を買い求めます。午後には早くも品切れになってしまう野菜も少なくありません。ここでより良い買い物をするならば、午前中に入店するのがベストです。

 駐車場も誘導員がいて空きスペースを指示してくれるので便利です。ただし、一つだけ難点を挙げるとしたら、横須賀方面から向かうとすかなごっそは右側にあるため、土日、祝日には右折での入店が出来ない点です。そのため、すかなごっそを通り過ぎて、どこかで曲がって元の道へ戻らなければならないのが不便ですね。何しろ、片道一車線の道路ですから、右折車の列ができて渋滞することを避けるためにあえて右折が禁止されているようなので、仕方がありません。

 この国道134号線は半島の最南端の三崎港へと続いています。右折禁止のすかなごっそよりも先に三崎港へ行ってもいいでしょう。ただし、前述のように午前中早い時間帯に入店するの方がベターなので、その辺は皆さんのご判断にお任せします。

 

②うらり

 三崎港にある海産物の直売店が集合する、お魚のデパートのようなスポットです。三崎漁港は特にまぐろが有名で、うらりではマグロを専門に販売するお魚屋さんがたくさんあります。しかも直売店ばかりで、まぐろのあらゆる部位を売っています。私はここで必ず買うのは、まぐろのすり身のパックです。部位によって値段はまちまちなので、一か所だけではなくあちこちの店で値段を比較してから買うようにしましょう。ただし、販売係のおばちゃんがあまりの迫力のために他店へ移れずに、値引き交渉にひかれてそのまま購入なんてことも珍しくありません。

 二階には、喫茶コーナーもあり一休みできます。そこには、すかなごっそのミニ版といった趣の野菜直売店も併設されていて、うらりで買い忘れた野菜をここで購入することも可能です。

 遊覧船「にじいろさかな号」が同じ建物の一階の船着き場から出航していて、約40分間、城ケ島大橋をくぐり、お魚がたくさん見られるポイントに行って、船底にあるガラス窓から海中のお魚たちが泳いでいる姿を見学することが出来ます。ただし、やや船が揺れるので船酔いしやすい人は要注意です。

 

③「葉山コロッケ」

 正確に言うと葉山コロッケというのは俗称で、かの裕次郎が愛したコロッケということで有名です。正式には、葉山旭屋牛肉店といいます。横浜高島屋デパートでも販売されていますが、やっぱり”本店”の出来立て葉山コロッケのおいしさは絶品です。葉山牛を使用したコロッケですが、値段は1個90円という安さです。私はここで最低でも20個くらいは大量買いします。そしてツウはここで販売されているかわパンというハンバーガーのバンズのようなパンを一緒に購入して、店の前のテーブル席でそのかわパンに葉山コロッケを挟んでその場で食らいつくのです。出来立ての葉山コロッケは周りがカリッとしていて中はジューシーでいうことなしです。家に帰ってから食べるのもいいですが、是非ともその場で1個、2個頬張ることをお勧めします。いっぺんで葉山コロッケファンになること請け合いです。

 

 以上、厳選3スポットをピンポイントで回って、高速道路が渋滞する前にさっさと引き上げるのもいいと思います。その方がスムーズに帰れてストレスも解消できて、元気に明日を過ごすことができるでしょう。是非、お試しあれ。