明日を元気に生きるための「心の処方箋」

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嵐を呼ぶ男たち「ラグビー日本」の快進撃でうつも吹き飛ばせ!

 ラグビー日本の決勝進出はもう目前である。嵐を呼ぶ男たちの快進撃は留まるところを知らない。彼らのパワーは台風にも負けない。そしてうつ気分をもはるか彼方へ吹き飛ばしてくれることでしょう。

 

 

 誰がここまでの結果を想像していたでしょうか。ヘッドコーチのジェイミー・ジョセフ氏が”俳句”を詠みました。誰も私たちの勝利を予想しなかった、でも私は知っている。そのために私たちがどれほどの犠牲を払い、努力をつづけてきたのかを。という内容の詩を選手たちに読み聞かせたといいます。どんなに逆境にあろうとも決して諦めない姿勢が、選手一人一人に浸透しているように感じられます。出身国は違っても、日本代表として彼らはある意味、日本人以上に日本人のスピリットを持っています。

 

 

うつも吹き飛ぶスコットランド

 

 

 今度の対戦相手のスコットランドは、現時点で最強のチームでしょう。ロシア戦では一本のトライも許さず、大量得点するというまさしくワンサイドゲームでした。しかもいわゆる”1軍選手”はベンチ入りすらせずに、あれだけの大量得点できるとは恐るべき実力を秘めていることは明らかです。

 

 

 勢いに乗るスコットランドを相手に、日本はどのような戦いを見せてくれるのでしょうか。13日の日曜日の試合は、絶対に見逃せませんね。うつ気分など、対スコットランド戦を前にしてすでに吹き飛ばされているはずです。もう誰の目も気にすることはありません。思い切り声を張り上げて応援しましょう。大きな声を出した時点で、あなたのうつ気分はすっかり晴れ渡ることでしょう。遠慮せずに大声援を送ろうじゃありませんか。

 

 

 侍ジャパンというのは、野球日本代表のことを指すことばですが、ラグビー日本代表の面々こそ侍ジャパンと呼びたい。彼らは立派な武士です。日本のスピリットを有する侍なのです。

 

 

侍・ラグビー日本

 

 

 専門家の中には、快進撃を続ける日本チームであっても、さすがに最強チームであるスコットランドに勝利する確率は低いとみているようです。たとえ日本が100パーセントの力を出し切っても、スコットランドとはせいぜい引き分けだろうという厳しい見方もあります。でも私はあえて言いたい。どんなに勝ち目が少ない戦でも果敢に立ち向かうのが、侍の魂なんだと。彼らにはそのスピリットがあるんだと。

 

 

 戦略がどうのとか、実力差がどうこうということはこの際、関係ありません。戦というものは、絶対に勝つという意思の力がいかに強いかによって、勝敗を決するのです。相手方の戦力や作戦、力量よりも絶対に勝つぞという強固な意志さえあれば、勝てると信じています。それこそがサムライ・スピリットなのです。

 

 

 猛烈な勢力を持つという台風19号が日本列島に日に日に近づきつつあります。15号のような被害が出ないことを祈るよりほかありません。19号がもっとも日本に接近あるいは上陸する可能性の高いのは、今週末にかけてです。そうなると、スコットランドとの対戦日に重なる可能性も出てきました。もし台風の影響で試合が中止となれば、スコットランドと日本は引き分けということになり、自動的に日本は決勝へ進出することになります。

 

 

 決勝へ進出することになれば、日本にとっては初の快挙です。でも是非ともスコットランドとの対戦を見てみたいと誰もが思っているはずです。たとえ強豪相手に力が及ばずとも、侍は最後の最後まで諦めません。刀折れ矢尽きるまで戦い抜くものなのですから。もちろん、勝ってほしい。スコットランドに勝利して決勝に進出してほしい。今のラグビー日本が負けるなんてことは考えもしません。専門家がどんな分析をしようとも、日本は絶対に勝ちます。そう信じています。

 

 

嵐を呼ぶ男たち

 

 

 石原裕次郎の代表作に映画『嵐を呼ぶ男』がありますが、ラグビー日本の面々は本当に嵐を呼んでしまったようです。悪い意味ではありませんよ。台風も熱き国・日本に近づきたがっているのかもしれません。でも、ラグビー日本こそが嵐を呼ぶ男たちなのですから、彼らの勢いで台風も吹き飛ばしてくれるかもしれません。

 

 

 嵐を呼ぶ男たち。本物の侍魂を持った男たちよ。日本中を熱狂させてくれ。そしてうつで苦しんでいる方々の心に、力強く輝く陽の光を注いでください。もう待てません。試合まで待てません。もう戦は目前に迫っているのです。