明日を元気に生きるための「心の処方箋」

頑張り過ぎて疲れたあなた、心を痛めたあなたへ。言葉の癒しを実感して下さい

「祝賀パレード延期」と「飛び石連休」の”微妙”な関係

 10月22日(火)、即位の礼正殿の儀に伴い行われる予定の天皇・皇后両陛下のお姿を一般向けにお披露目する祝賀パレードが延期になったことはご承知の通りです。新しい時代の幕開けを象徴するお二人を直に拝見できる貴重な機会だっただけに、大変に残念に思います。延期の理由は先の台風の被害に合われた方々のことを慮ってのことだそうです。むろん、即位の礼に付随する様々な宮中行事は予定通りに執り行われますが、私たち一般人にとっては祝賀パレードの延期によって、当日はただの飛び石連休となってしまいました。庶民感情としてはちょっと残念な気がしませんか。

 

 

週に二度の休み明け

 

 

 10月はすでに14日の体育の日が月曜日でしたから、土日を含めて三連休を取られた方も多かったかと思います。うつの方にとっては、連休明けの朝はかなり厳しい精神状態になる場合もあり注意が必要ですが、飛び石連休というのも、休み明けが週に二度あるようなものですから、やはり重苦しい気持ちになるものです。週のうちに二度も試練の日を迎えるわけです。この試練をうまく乗り越えられなければ、ずるずると重苦しい気持ちを引きずったままになりかねません。うつの症状が一気に悪化する恐れがあるのです。

 

 

 以前このブログで「連休明けうつから救ってくれた癒しの言葉」にも書きましたが、ご家族の方はうつの方が過酷な日々を上手に切り抜けられるように、是非とも「癒しの言葉」を掛けてあげてくださいね。

 

 

 22日(火)の即位礼正殿の儀の以前には、現在の上皇様がご退位される正式な式典、退位礼正殿の儀が4月30日に行われ、皇太子殿下のご即位に伴う式典として剣璽等継承の儀が5月1日に行われました。その時には、史上初となる10連休が実現したので、一般人にとっても大いに喜ばしい日でもありました。そして、締め括り的な行事が22日の即位礼正殿の日なのです。そう考えますと、どうしても前回の10連休と比較したくなるのも無理ありません。正直に申し上げて、やはり飛び石連休はちょっと残念な感じがします。

 

 

 とはいえ、記念すべき祝賀パレードは今回は延期となったものの、後日、再び行われることになっているので、ご安心を。今度こそ大丈夫でしょう。そう願わずにはいられません。

 

 

タイミングの問題

 

 

 何事もタイミングというものがあるものです。随分以前から宮内庁を中心に各方面と十分に協議した上で、22日に設定したのでしょう。飛び石連休ではなくて前日の21日(月)にできなかったのだろうかなどと文句をいうつもりは毛頭ありません。あくまでも皇位継承という国家の重大行事をその日に設定したわけで、うつの方の精神的負担が掛かるとか、3連休にならないのでがっかりしたなどと思うこと自体、不敬の誹りを受けかねません。それでも楽しみにしていた祝賀パレードがその日に行われないことを残念に思うのは自然な感情でしょう。

 

 

 でも頭のどこかで今回の飛び石連休以外にも、もやもやするような、何か引っかかるような気がするのです。タイミングのことです。有り体に申し上げれば、秋篠宮家のご家族内での例の問題です。眞子様の婚約者をめぐる一連の騒動は周知のとおりです。婚約者の小室圭さんのご家庭に借金があるとかないとか、留学先での小室さんの待遇がどうのとか、マスコミ用語でいうところの”スキャンダル”が次々と発覚しました。最近ようやくマスコミ報道も熱が冷めてきた模様ですが、ご婚約問題はまだ何も解決していません。

 

 

 小室さんを巡るスキャンダルが発覚する以前に、眞子様のご婚約が発表されました。むろん、小室さんが眞子様の婚約者でなければ、たとえ金銭トラブルがあろうともなかろうとも、マスコミネタにはならなかったはずです。皇室の御結婚ともなれば、重大な出来事です。それなのに、なぜあの時に婚約を発表してしまったのでしょうか。その検証についても、すでに多くのマスコミがあれこれ書き立てているので、敢えてここで申し上げることはありません。

 

 

 いずれにせよ、何と間の悪いことでしょうか。この問題については宮内庁の責任は重大だと思います。ひとえにタイミングが悪かったということに尽きると思います。とんとん拍子に事が運ぶこともある一方で、なかなかうまくいかないことも当然あります。タイミングの良し悪しです。間の悪い時は誰にもあります。皇室もその例外ではないと思われます。

 

 

 運命にせよ、タイミングにせよ、人智を超えたものです。どこかで運命は好転することもあるでしょうし、タイミングの歯車が合うようになるものです。そう信じています。