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逮捕降板「沢尻」代役にスキャンダル女優「川口春奈」の起用とは!

 来年1月からスタートするNHK大河『麒麟がくる』がいよいよ危ない。合成麻薬MDMA所持で逮捕された沢尻エリカの代役に川口春奈を起用することを発表しました。初回の放映まで2か月を切った今、急遽、代役の女優を探すのは大変だったのは理解できます。とはいえ、これまでドラマや映画で共演した俳優との噂が絶えなかった、”恋多き女優”川口春奈とは、さすがに驚きを超えて呆れてしまいました。来年の大河は放映の開始前から綱渡りのようなスリリングな様相を呈しています。NHKさん、大丈夫ですか?

 

 

川口を起用する”感覚”

 

 

 つい先ごろ写真誌に格闘家の谷地祐介との”お泊り愛”が報じられたばかりの川口春奈。所属事務所も二人の交際については、関知しないとの態度を示しています。つまり、暗に交際を認めたわけです。24歳の川口は未成年ではありませんから、大人の男女交際についてとやかくいうことはないとのご意見もあるようです。でも、薬物所持での逮捕というショッキングな”事件”を起こした沢尻を降板させた後の代役です。本来ならば、男関係も含めてなるべくスキャンダルとは無縁の女優を選ぶべきでしょう。

 

 

 沢尻の逮捕後の定例会見でNHKの放送総局長が、遺憾との見解を示しましたが、遺憾どころではないはずです。何しろ第10話まで撮影済みのうえ、沢尻は役どころの関係で初回から出演場面があるため、急遽、新たに代役を立てて初回放送分から撮りなおさなければならないのです。NHK局内では上へ下への大騒動となり、結局、同局と太いパイプを持つ大手芸能事務所が救いの手を差し伸べたのです。

 

 

 因みに、同芸能プロダクションは、NHK以外にも民放局の連ドラのキャスティングに対して強い影響力を持つと言われています。想像するに、代役探しに困り果てたNHKが、少なくとも半年以上のスケジュールを抑えることのできる適当な女優はいませんかと、同事務所に頭を下げて決まったキャスティングだったのではないか。背に腹を変えられない、ということで、多少の”難”には目をつむるしかなかったのです。

 

 

 それにしても、です。川口春奈は本当に”恋多き女性”に違いありません。映画『好きっていいなよ。』で一緒だった福士蒼汰。伸び盛りの若手俳優として注目されていた福祉の心を射止めたわけです。他にも、出身校が同じ俳優の山田涼介とも噂になりましたし、ヤクルトの山田哲人とも交際情報が流れたことがあります。川口はスポーツマンが大好きなようで、本人もそのことを認めています。そして一番新しい彼氏が前述の格闘家・矢地祐介です。いずれ劣らぬイケメンばかりですね。

 

 

 主演の長谷川博己もちょっと年上ですがなかなかのイケメン。もしかすると危ないかもしれません。いろいろな意味で来年の大河はスリリングで、目が離せません。

 

 

大河ドラマは「オワコン」

 

 

 川口の所属する大手芸能プロは大勢の女優、俳優を抱えていますが、中でも川口春奈は事務所的には今一番推したい一人といえます。もともとは雑誌モデルから芸能界入りした彼女でしたが、テレビ局に影響力を持つといわれる事務所だけに、早い段階から良い仕事が回ってきました。

 

 

 川口がヒロイン役を演じた連ドラにTBS『夫のカノジョ』がありますが、平均視聴率が3%台という超低空飛行のために途中で打ち切りとなったことがあります。その後、木曜9時のドラマ枠自体が消滅することになりましたが、一説にはその要因となったとも言われています。以後、低視聴率女優との汚名がついてしまったものの、所属事務所はそのまま黙っているはずはありません。機会あるごとに、川口を半ば強引にキャスティングさせて、その甲斐もあって徐々に人気が復活してきたのです。

 

 

 連ドラが打ち切りとなるのは、稀なことです。ましてや大手芸能プロのお墨付き女優が出演するドラマともなれば、なおさらのことです。このところ、事務所の力もあってドラマの主演はまだ少ないものの、女優業は順調です。そこに今回、またとないチャンスが巡ってきたのです。今度の大河ドラマへの出演は、物語の重要な役どころだけに、川口の女優としてのランクを一段階アップさせてくれそうです。川口ご本人はそのことをどう考えているのかは知りませんが、事務所は彼女の尻を叩いて、思いきり働かせるはずです。そうしなければ、初回の放送日に間に合わないから、仕方がありません。

 

 

 大河ドラマに主演または準主役級で出演すると「大河俳優」または「大河女優」と呼ばれるようになります。これはつまり、それだけ箔がついたことになり、ギャラも一足飛びに大幅アップにつながるのです。それ故、大河ドラマに出演したがる女優、俳優はたくさんいます。でも最近の傾向では、現在放映中の『いだてん』がまったく振るわないように、必ずしも大河に出たからと言っても、以前ほどの評価が得られるとは限りません。むしろ、朝ドラに出演した方がその後に活躍できるようです。大河ドラマもそろそろ「オワコン」(終わったコンテンツ)なのかもしれませんね。