明日を元気に生きるための「心の処方箋」

頑張り過ぎて疲れたあなた、心を痛めたあなたへ。言葉の癒しを実感して下さい

「自分時間」が増えると「モノ」が増えるかも?

 「コロナ」は収束するどころか、微増から倍増の様相を呈してきました。

 実際、大阪府の3日の新規感染者数は666人で、東京都を抜いて全国1位となりました。関西圏ではすでに感染力の強い英国型変異株が多く、今のペースで感染者数が増加していけば、早晩、現在の2倍に跳ね上がると専門家の間では指摘する声もあります。

 

 

 東京都も相変わらず感染状況は前週比で約11%増と増加傾向に歯止めが掛かりません。その上、「covid-19」は日々、変異を繰り返す性質らしく、これまでの英国型や南アフリカ型、ブラジル型とも違う、「東京型」という新株が登場するに至りました。

 

 

マンボウ

 

 

 先月25日に福島県をスタートした「東京五輪」の聖火リレーは今週は岐阜県、愛県、三重県と関西圏へ向かい、13・14日には大阪府入りする予定でしたが、感染状況の悪化により聖火リレーを辞退することが決まりました。

 今後の状況次第では、辞退する自治体が増える可能性もあります。政府の分科会の尾身茂会長が「6月までが(感染拡大を抑える)正念場」と発言しましたが、果たして7月に聖火が五輪の開催地である東京都に入る頃には、どうなっていることでしょう。

 

 

 政府としては、3度目の緊急事態宣言を発出することだけは何としても避けたい意向です。特措法による「蔓延防止等重点措置」、通称「マンボウ」で対処しようというのですが、それほど甘くはないはず。そもそも略語にしてもあまりにも不謹慎です。マンボウ

 

 

 今後、「東京型」ウィルスが拡散していくのは必至と思われます。いまさら「東京五輪」を中止するには遅すぎる。もう開催する以外ないわけです。そうなると、近々のうちに一都三県にも「蔓防」(せめて漢字の表記にすべきです)が適用されることになります。

 「宣言」よりワンランク下の「蔓防」とはいえ、再び飲食店などへ時短営業の要請や、企業に対してはさらなる「リモートワーク」や「オフタイム通勤」が奨励され、「不要不急の外出」の自粛が求められる点は変わりありません。

 

 

 まだまだ「自粛」しなきゃならないのかと、がっくり肩を落とされる方も筆者を含めて多いことかと思います。一体、いつになったら「飲み会」が解禁されるのやら。「オンライン」飲み会だけで満足出来る方ならまだしも、やはり「飲み会」は4人以上で賑やかにやった方が楽しいものですし、勢いで二次会はカラオケで盛り上がるというのが定番でした。

 尾身茂会長が指摘するように、今がまさに「正念場」だとしたら、やはり我慢するしかありません。

 

 

「自分時間」が増えて

 

 

 リモートワークや時短勤務により、「自分時間」の増えた方が少なからずいらっしゃいます。不要不急の外出を自粛するのですから、休日には食材などの買い出し以外は極力避けなくてはなりません。友人との会食もままならず、旅行にも出かけられない。自宅に閉じこもるしかありません。

 

 

 自宅で過ごす機会が増えるようになってから、気が付いたことがあります。それは「モノ」が増えたことです。といっても、筆者もまさにそのクチですが、限られたお小遣い(予算)の中からやりくりするわけですから、いきなり車をもう一台買おうというほどの太い腹はありません。もちろん。まず目につくのは、本の数が増えたことです。もっとも文庫本に限られますが…。

 

 

 以前なら書店に出向き、平積みされた新刊本などに手を伸ばしたものですが、今はそれもなかなか難しくなりました。いくら入り口でアルコール消毒しても、やはり多くの手の触れた本を手にすることには抵抗感があります。アマゾンなどのネットを利用する回数が増えました。

 ネットショッピングというのは、クレジット決済のため、つい余分な買い物をしてしまいます。ネット利用者にあれこれ”余分”な買い物をさせるように巧みに誘導するシステムが出来上がっているのですから、それも当然です。

 

 

 とはいえ、書棚の空きスペースを考えて嵩のある単行本よりも文庫本の方に魅力を感じます。文庫本ならばさほど値段の張ることもないから、思わず多めに「カート」に入れてしまいます。選別中にも関連した類書が次々と画面に出てくるので、ついでに購入してしまうのです。

 

 

 これがオーディオ機器ともなるとよほど注意が必要です。数年前に手頃価格のターンテーブル(レコードプレーヤー)を手に入れたのですが、懐かしのLPを聞いているうちに、ふと”悪い癖”が出てきたのです。そうです。トーレンスのターンテーブルに買い替えようか。いや待てよ、その前にカートリッジを交換してみるか。それよりも真空管アンプとの相性の良いフォノイコライザーを導入するのはどうか。などととんでもないことを考えるようになったのです。

 

 

 「自分時間」をいかに充実させるかというのが、このブログのテーマの一つでもあるので、筆者なりに考えた”有効な”アイディアをご提案したいと思っておりますが、さて、オーディオに熱中しようというアイディアは良いのか、悪いのか(もちろん金銭面での話ですよ)。

 アナログレコードの音色があまりにも素敵なものですから、つい今回はオーディオのリニューアルプランに言及してしまいました。フォノイコライザーを買おうか、買うまいか。それが問題です。