明日を元気に生きるための「心の処方箋」

頑張り過ぎて疲れたあなた、心を痛めたあなたへ。言葉の癒しを実感して下さい

鬱の「つらい朝」が変わる!是非とも身に付けたい「3つの習慣」

 朝起きるのが辛い。なかなか目が覚めない。ベッドから起き上がるのに時間が掛かる。気分が落ち込む。鬱の人にとって、朝はとても辛い時間帯なのです。勇気を振り絞り、何とか身支度を済ませても、午前中はどうにも気分が落ち込むばかりで、何も手につかない。何とか会社に行き、仕事に取り掛からなければと気持ちばかりが焦ります。

 

 頭では理解していても、なかなか心は思い通りにはならないものですね。辛い朝を変えたいと思っても、なかなかうまくいかないと感じているあなたに、私自身が鬱の時に試して効果があった三つの習慣についてお話したいと思います。

 

 少々の荒療治かもしれませんが、午前中にわざと活動的にならざるを得ない状況を自ら作り出してしまうことがポイントです。

 

 

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① 「犬の散歩」係になる

 

 皆さんの中には犬や猫、小鳥などのペットを飼われている方も多いとおもいます。ペットたちは早起きが大好きです。ご主人様が早く起きて、散歩に連れて行って欲しくてたまらないという様子で、じっとケージの扉を開けてくれる瞬間を待ち続けます。猫はその点、自分ひとりで外に出ることが許されていれば、勝手に出ていきますが、犬はご主人様が遊んでくれるのをひたすら待っています。

 

 小鳥も早く餌と水を替えてくれるのを早朝から心待ちにしています。ペットたちは、ご主人様であるあなたとご家族の皆さんを信じて、今日も夜明け前からじっと辛抱強くしているのです。さあ、あなたも愛するワンちゃんやネコちゃん、小鳥さんの気持ちをくんであげて、うんと早起きしてみましょう。

 

 愛するワンちゃんのための早起きならば。辛い朝の時間帯のことなどすぐに忘れられますよ。せっかく早朝に大事な用事が出来たのですから、それを習慣にしましょう。ベッドから起きるのが多少辛くても、ワンちゃんが待っていると思えばこそ、早起きも苦にならないはずです。

 

 鬱の人が早起きの習慣を身に付けることが出来れば、鬱から抜け出すきっかけにもなることでしょう。本当に、早起きは三文の徳なのです。

 

 

② 朝の家事に精を出す

 

 早起きの習慣をつけるには、朝にあなたが担当する家事を増やすのも良い方法です。夫婦共働きのご家庭では、よく夫婦や家族で家事の分担を決めていることが多いようです。

 

 たとえば、早起きしたらまず風呂場の掃除をするのはどうでしょうか。風呂掃除はなかなかの重労働です。夏場には汗びっしょりになりますし、冬場は寒くて大変です。でも浴室暖房があれば冬場も寒い思いをせずにすみますし、夏の早朝は空気がひんやりしていてなかなか気持ちの良いものです。窓を開け放ち、さわやかな夏の早朝の空気を取り入れながら風呂掃除をするのならば、それほど苦にならないでしょう。

 

 ただし、中学、高校生のお子様がいる場合には、彼らの朝シャンやら朝シャワーの時間と被らないようにしなくてはいけません。折角、風呂掃除をしても、朝シャンの邪魔をしたら嫌われてしまいますから、要注意です。

 

 風呂掃除のない朝には、家族の朝食を作ってあげたら、奥様から大いに感謝されること請け合いです。もしお小遣いが増えるようなことがあったら、まさしく一挙両得です。

 

 

③ 早朝の一番風呂を堪能する

 

 せっかく朝の労働で汗をかいたのですから、風呂を沸かしてその一番風呂に入って体のコリをほぐすのも効果があります。鬱の状態では、精神的にしんどいだけではなく、体調も優れないもの。朝風呂でたっぷり体を温めれば、血流が良くなり、頭痛や頭の重い感じも改善されることでしょう。温泉ならばなお効果は絶大ですが、そこまで望むのは欲張り過ぎです。もし温泉付きの住宅にお住まいならば、温泉にゆったり浸かれば鬱も忘れてしまうことでしょう。羨ましい限りで、まさに贅沢の極みですね。

 

 でも温泉付き住宅でなくても、クアハウスに行けば温泉やスパをたっぷり楽しめますから、手軽に気分転換するにはもってこいの場所です。

 

 

 早起きの習慣を身につけて、辛い朝を乗り越えましょう。今回はそのための方法を3つご紹介しました。もちろん、もっとあなたに合う、あなたなりの早起き習慣を身につける方法は他にあるはず。大切なことは、鬱特有の午前中いっぱいの辛い時間帯を克服するためと思って、覚悟を決めて多少の荒療治でも、早朝に起きてやるべき仕事を自らに課すことです。

 

 如何でしたか。荒療治でも受ける気持ちになれましたか。あの辛い朝を乗り越えるためには、早寝早起きが一番の薬なのです。