2021-01-01から1年間の記事一覧
これは文学史上の「重大事件」に違いありません。1949年10月30日付けの朝日新聞・大阪版及び西部版に掲載された、三島由紀夫の掌篇小説『恋文』が実に72年ぶりに私たちのもとに届けられたのです。 太宰治など日本の近現代文学研究で知られる、斎藤理生・大阪…
「コロナ」は収束するどころか、微増から倍増の様相を呈してきました。 実際、大阪府の3日の新規感染者数は666人で、東京都を抜いて全国1位となりました。関西圏ではすでに感染力の強い英国型変異株が多く、今のペースで感染者数が増加していけば、早晩、現…
春の陽気はまったく気まぐれです。日中の気温が20度を超え初夏のような陽気の日の翌日には嵐のような強風が吹きすさび、にわか雨に降り込められたり。例年になく桜の開花が早かった分、満開になった途端に春の嵐に見舞われて、儚くも短い桜の季節はすでに終…
緊急事態宣言が期限切れとなる21日。「宣言」再延長の対象地域である一都三県の首都圏では解除前にもかかわらず、各所で軒並み人出が大幅増となりました。 都内の20日午後の人出は1月の宣言発出直後の土曜日と比べて、上野駅はプラス42・3%、原宿駅ではプ…
緊急事態宣言が再延長されてから一週間過ぎましたが、依然として首都圏の新規感染者数は高止まりのまま推移し、都内では4日連続して300人超えとなりました。 「宣言」の期限まで1週間を切った今、感染状況は「下げ止まり、もしくは漸増傾向にある」と専門家…
やはり緊急事態宣言は解除されず、さらに二週間の期間延長が決まりました。 首都圏の一都三県では感染者数の減少が鈍化する傾向が見られ、医療体制の逼迫の解消には至らず、宣言の延長が必要との意見が多くの専門家から指摘されました。 そうした意見に従う…
緊急事態宣言が一部の道府県で期限前に解除の方向で調整中ですが、東京都など首都圏については、果たして解除されるのか、微妙な状況のようです。 実際、東京都では前週と比較して新規感染者数は減少してはいますが、減少の度合いが鈍化しており、前回の「宣…
豪雪の日本海側や北海道とは裏腹に、東京地方では今週末、気温が20度を超え、一気に桜の季節を飛び越して汗ばむような陽気となりました。ぽかぽか天気に誘われて、繁華街では緊急事態宣言下とは思えないほど多くの人出が見られました。 この土曜日の人出は先…
緊急事態宣言の期間延長により、「不要不急の外出」を控える中、14日の「ヴァレンタインデー」を迎えました。スーパーやデパートなどの商業施設では、そんな”世相”に遠慮するかのように、ひっそりとお菓子売り場にはヴァレンタイン向けのチョコレートコーナ…
緊急事態宣言が再発出されてからひと月が過ぎましたが、依然として感染状況や医療の逼迫具合が宣言解除の基準には程遠く、さらに来月7日まで延長されることとなりました。 緊急事態が長期化すれば、さらに日本経済の疲弊の度合いが増すことはいうまでもあり…
東京都の新規感染者数が3日連続して1000人を下回り、ようやく「緊急事態宣言」の効果が現れ始めたかに見えましたが、専門家の意見は必ずしもそうではありません。 政府の分科会や日本医師会などが指摘しているように、現在の感染状況は依然として高止まりの…
開拓時代の大ウェスタンではあるまいし、誰もが正義の名のもとで裁きを下すということが、現代の日本社会で公然と行われているとしたら、皆さんはどう思われますか。 信じがたいことですが、今、江戸時代の大岡裁きの如く、街中や公共交通機関などで「マスク…
緊急事態宣言が発出されてから2週間が経過した17日日曜日、東京都の新規感染者数は日曜日としては二番目に多い1592人となりました。1週間前の日曜日の陽性者数を98人上回り、依然として感染状況は一向に収束する気配もありません。 都心の繁華街の人出はむ…
緊急事態宣言が発出されて初めての週末。11日月曜日は成人の日ですから、多くの方は3連休を取られたことと思います。ところが、初日の8日金曜日はまったく普段と変わらない様子でした。企業は出社率を7割抑えることを要請されているにもかかわらず、この日の…
今日という日は昨日の続きで、明日は今日の続きに過ぎないのかもしれません。が、2020年の大晦日から21年元旦を無事迎えることが出来た今、たとえ「コロナ禍」に明け暮れた昨年から、感染状況は一向に改善していなくとも、今年こそは「covid-19」を何として…